チュラロンコン大学にて
ある日のチュラロンコン大学インテンシブタイの講義中のこと
ゴルフ先生が「何か質問ありますか?」と言いました。
するとカナダ人受講者が質問しました。
「先生!กว่า(クワー)の使い方がわからないです。教えてください。」
するとゴルフ先生は、以下の4パターンを教えてくれました。
4パターン
【1】
200บาทกว่า(200バーツクワー)の場合は
200บาท(200バーツ)+สตางค(サターン)となり
201バーツまでです。
【2】
200กว่าบาท(200クワーバーツ)の場合は
201バーツから299バーツまでです。
【3】
20คนกว่า(20コンクワー)は1人を細分化することができないので
20คนกว่า(20コンクワー)とは言えないです。
【4】
20กว่าคน(20クワーコン)は
21人から29人までです。
タイ語は繊細
辞書でกว่า(クワー)を調べても【〜よりもっと、〜以上】としか記載がないです。
กว่า(クワー)を付ける位置によって数量が変化するとは、この時まで知らなかったです。
一般的にはタイ語は大雑把な言語だと思われていますが、実はかなり細かなことまで表現できる繊細な言語のようです。
辞書を疑う
おそらくタイ英辞典、英語で書かれたタイ語のテキストには日本語でかかれたそれらよりも詳しいことが書かれているのだと思います。
日本で広く一般的に知られている事柄であっても事実と異なっていることも多くありそうです。
タイ語は日本ではマイナー言語なので、辞書やテキストは完全なものではなく、マスターするためには実際にタイ社会に飛び込んでいくしかないです。
会いたい
日本人に誤解されているタイ語の例をひとつ上げます。
คิดถึง(キットゥン)は辞書では【恋しいと思う、懐かしいと思う、〜について考える】と記載されています。
確かにそういう意味もあるらしいのですが、タイ人の多くの場合【会いたい】という意味で使われています。
ありがとうございます
私もまだまだ勉強中です。少しでもネイティブに近づければいいなと思っています。
タイ語は本当に奥深い言語です。
このブログをご覧になられている方々はタイ語に強い関心を持たれていることと思います。
一緒に上達していきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。